もくじを開く3.6共有

PART 3成果を保存・共有する3.6

共有 — 公開範囲を選び、アクセスを取り消す

member向けリンク、単一文書とAI contextの公開、HTML share、Media参照を比較し、live read・期限・取消と、Project statusによる停止を説明します。

リンクをコピーする前に、相手に何を読んでもらうかを選びます。通常のProject URLにはmembershipが必要です。public share URLは、それを持つ誰にでも読取アクセスを与えます。貼り付け先の外部AIサービスも含みます。membership、編集権限、agent実行権限を与えるものではありません。

共有方法を選ぶ

目的方法と読者管理者と有効期間
Project内で共同作業する通常のProject・documentリンク。認証済みmemberのroleに従うProjectsでmembershipを管理。URLを渡すだけではmemberは増えない。未参加のTeam memberはリンク先でJoin and viewから自分で参加できる(Teams)
外部へ成果文書1件を見せるpublic document Markdownリンク。その文書が参照する対応Mediaも対象Collaborator/Adminが作成。作成者は自分のdocumentリンク、Adminは全リンクを管理。UI期限7日
外部readerへProjectの広い文脈を渡すpublic AI context Markdownリンク。Project timeline・文書・Project内Session transcriptAdminのみ。UI期限7日
操作できる静的レポートを見せるShare HTML。Projectのbuild済みHTML面とMedia依存先。Projectごとに1つCollaborator/Admin。既定7日・最大30日。自動生成のpassword(任意)、reset、stop
画像・動画・PDFを内部参照するMedia canonical URL、https://aachat.io/m/<uuid>所属Projectの認証済みmembershipが必要。public tokenではない
共同作業へ招待するProject join linkmembership・招待の規則。Projectsを参照。公開読取専用shareとは別
Project構成やclient entryを再利用するtemplateまたは接続repoのentry再利用・仕事開始の別経路。Connected repoを参照

MediaをProjectへpublishしても、それだけで匿名公開にはなりません。MarkdownやHTML shareは、権限のあるMedia依存先をそのshareの配信経路で公開できます。共有前には本文だけでなく画像・PDF・動画も確認します。

Markdown shareとShare HTMLの作成・管理には、activeなProjectが必要です。Markdown shareは通常ProjectとDMで使えます。

文書1件を共有する

  1. 自分がCollaboratorまたはAdminのactiveなProjectで、保存済み文書をDocsから開きます。現在の本文全体、frontmatter、参照Mediaを確認します。
  2. 地球儀のCreate public document linkを選びます。確認画面(Create public document link?)の説明を読み、Create and copy public linkで確定します。
  3. 「Public document link copied. Read-only, expires in 7 days.」と表示されたら、コピーされたURLを相手や外部AIへ貼り付けます。URLは下記の形式です。組み立てず、返されたURLをそのまま使います。
  4. sign-outしたbrowserで開き、相手に見える内容を確認します。返るのは読取専用Markdownであり、文書editor全体ではありません。WikiLinkや構造化blockは、他文書への権限や仕事の実行を与えません。
text
https://aachat.io/share/<token>/docs/<kind>/<id>.md

document shareは対象文書に結び付き、リンク先の全ての文書を公開するものではありません。Project contextやSession transcriptは読めません。現在の本文から参照するreadyなProject Mediaは、対応するshare経路で配信されます。現在のMedia参照を外すと、その依存先をこのshareから読む権限もなくなります。

Project contextを外部AIへ共有する

AdminはProject headerのCreate public AI context linkを選び、警告(Create public AI context link?)を確認してCreate and copy public linkを実行できます。返されたURLは/context.mdで終わります。本文と文書・Session・paginationのリンクを辿り、範囲が目的に合うことを確認します。

これは選んだ数文書だけでなく、Projectを広く読む権限です。 context面にはProject timelineの記録と文書catalogがあり、tokenはそのProject内の文書とSession transcriptの読取を許可します。古い記録にもpaginationで辿れます。最初のページに見えるリンクだけがtokenの権限範囲だと考えないでください。参照するready Mediaも公開される場合があります。完成レポート1件ならdocument shareの方が狭い範囲です。

両方のMarkdown shareはlive readです。発行後の編集も既存tokenから見え、context tokenは後から追加されたProject記録にも到達できます。発行時に確認した内容を固定するexportではありません。以後の機密作業は公開範囲の外へ置くか、追加前にリンクをrevokeします。

期限・一覧・取消

WebUIで作るMarkdown shareは7日間で、期限pickerはありません。作成APIのexpires_in_daysは1〜30日、既定7日ですが、UIに期限編集や更新ボタンがあるという意味ではありません。Markdown shareにはHTML shareのpassword・reset・extend操作はありません。

Project Settings → Access → Public sharesでactiveなリンクの範囲(Project context / Single document)と期限を確認します。Collaboratorは自分が作ったdocument shareだけを一覧・revokeできます。Adminはactiveなdocument/context share全てを一覧・revokeできます。Viewerには一覧が表示されず、作成・管理もできません。Revokeを選び、確認画面(Revoke Markdown share?)でRevokeを押すと、それ以降そのURLは読取を許可しなくなります。

raw tokenを保存していないため、一覧から既存URLを再コピーできません。URLを失った場合や、作成後のclipboardコピーが失敗した場合は、active一覧を確認し、不要なリンクをrevokeして新しく作ります。繰り返し作成すると別リンクが増え、以前のtokenを置き換えるわけではありません。

revoke済み・期限切れtokenでは共有内容を読めません。revokeしても、相手がdownloadしたコピーや外部サービスへ送信済みの内容を回収することはできません。

Project statusと共有

Markdown shareは、Projectがactiveの間だけ読めます。

  • Done(completed): 既存のMarkdown shareは読めなくなりますが、revokeはされません。Projectをactiveへ戻すと、期限内でrevokeしていないリンクは再び読めます。Done中は一覧・作成・revokeもできず、Public sharesには「Markdown shares are unavailable for archived projects.」と表示されます。公開を確実に止めたい場合は、Doneにする前にrevokeします。
  • Archive: Archiveを開始した時点で、そのProjectのMarkdown shareはすべてrevokeされ、HTML shareも削除されます。activeへ戻しても復活しないため、必要なら作り直します。
  • 削除中・削除済み: 読めません。

memberはDone / ArchivedのProjectを読み取り専用で開けますが(権限)、外部readerへの公開は再開しません。

共有できない場合

  • 操作がない・無効: activeなProjectか、必要なroleかを確認します。Collaboratorはdocument shareを使い、context作成はAdminへ依頼します。
  • 相手に# Not foundが出る: Public sharesの期限・revoke状態、Project status(activeか、Archive中でないか)、文書が存在するか、URLが正確かを確認します。share経路は理由を区別せず、すべてnot foundで返します。document tokenをcontext・別文書・SessionのURLへ流用できません。
  • revokeで「Markdown share not found or cannot be revoked by your account.」が出る: すでにrevoke・期限切れか、自分が作っていないshareです。Public sharesを再読込し、一覧にあるactiveなshareを選びます。他人のshareやcontext shareはAdminへ依頼します。
  • Mediaが読めない: 現在の共有本文がreadyなassetを参照しているか確認します。短命の署名付きstorage URLを貼って回避しません。
  • 相手が編集やagent操作を必要とする: Project membershipを使います。public read-only shareでその権限は与えられません。

データの保存先とHTML JavaScriptの実行場所は信頼境界を参照してください。