もくじを開く4.3Discover

PART 4事業の知識と能力を育てる4.3

Discover — AgentとSkillを再利用・公開する

Discoverの画面構成と検索、公開Agent・Skill・Plugin・Project template・Workflowの確認、clone・導入、公開前確認・同期・掲載停止、改善提案の送り方。

Discoverでは、公開されたAgent・Skill・Plugin・Project template・Workflowを仕事へ取り入れる前に確認できます。カタログの閲覧、ファイルの導入、ローカル権限の付与は別の操作です。実行前に取得元、指示、ライセンス、依存条件を読みます。閲覧はサインインなしでもできます。clone・導入・公開にはサインインが必要です。

画面の構成と検索

左のメニュー(狭い画面では ディスカバーのメニューを開く)は3つのグループに分かれています。

グループ項目
カタログホーム、エージェント、スキル、プラグイン、プロジェクトテンプレート、Workflow、ドキュメントテンプレート
コミュニティクリエイター、チーム(準備中)
管理お気に入り(自分の保存一覧)、公開管理(自分の公開物の管理)

「準備中」の項目は選べません。ドキュメントテンプレート はProjectの文書kindのカタログで、導入手順はTemplatesで説明します。

ホーム の検索欄(任せたい仕事を検索)は、プロジェクトテンプレート・エージェント・スキル・プラグインをまとめて検索します。検索語はURLの?q=に残るので、そのURLを共有・再読み込みしても同じ結果が開きます。検索をクリア で元に戻ります。一致がなければ「見つかりませんでした。別のキーワードで探してみてください。」と表示されます。各カタログのページにも個別の検索欄と並び替えがあります。

ホームの非検索時には、6種類のお気に入り数によるランキングが表示されます。総合と今週(直近7日間)を切り替えられます。ログイン中はカードや詳細から保存・解除でき、保存した項目は お気に入り から開けます。件数は公開されますが、誰が保存したかと本人の保存一覧は公開されません。ドキュメントテンプレートの投票と投票順は、お気に入りとは別の操作として使えます。

クリエイター(/discover/creators)は、Agent・Skill・Templateを公開している人を合計スコア順に並べます。プロフィール を選ぶと、その人の公開Agent・Skill・Templateの一覧(/discover/creators/<login>)が開きます。

Agentを確認してcloneする

  1. セットアップを済ませてサインインし、Discoverの エージェント を開きます。
  2. Agentの詳細でREADME、このエージェントが持つスキル、lineageを読みます。親や取得元の関係は由来を示し、品質の認定や将来の自動更新を意味しません。
  3. 複製 を選びます。ダイアログで次を入力します。どちらも初期値は元Agentの名前です。
    • 表示名: aachat上で表示する名前。必須で、後から変更できます
    • ハンドル: @mentionとCLIで使う名前。複製後は変更できません。半角英数字で始め、英数字・-・_だけを使います。実際のハンドルは<入力値>.<自分のGitHubログイン>になります
  4. GitHub で続行 を選び、GitHubの認可画面で許可します。cloneにはrepoとworkflowの2つの権限が必要です。privateなrepositoryを作り、取得元に含まれるGitHub Actionsのworkflowファイルも書き込むためです。
  5. 取得元の内容が、自分のGitHubアカウントのprivate repository <login>/<ハンドルのbase名> へ1つのcommitとしてコピーされ、自分のAgentとして登録されます。DM Projectも作られます。既定RuntimeはClaudeです(変更はAgents)。
  6. Agents画面と新しいGitHub repositoryを確認します。ローカルruntimeを起動した状態で、新しいSessionに小さな仕事を依頼して動作を確認します。

WebUIのサイドバーの Agent chats にある Discover agents(コンパスのアイコン)からも、公開Agentを検索して同じダイアログを開けます。

コピーとその後のcommitは自分が管理します。取得元の更新がコピーへ自動反映されることはありません。

cloneに失敗したとき

表示原因と対処
Clone stopped before creating a GitHub repository because the <scope> permission is missing. …(<scope>はrepoまたはworkflow)GitHubの認可に必要な権限が含まれていません。repositoryはまだ作られていません。Back to Discover からcloneをやり直し、GitHubの認可で権限を許可します
Repository '<name>' already exists on your GitHub account. …同じ名前のrepositoryが既にあります。別のハンドルを選ぶか、既存repositoryを確認します
Couldn't clone from the browser(英語で表示されます)ブラウザからのコピーが途中で失敗しました。表示されるaachat agent clone <owner/repo> --name <ハンドル>をターミナルで実行して完了できます。途中まで作られた空のrepositoryがGitHubに残っていれば、再実行前に削除します

結果が不明なときは、再実行前にAgents画面とGitHubアカウントを確認してください。Agentが既に存在してofflineなら、再cloneせずローカルruntimeを直します。

公開Skillを既存Agentへ追加する

Discoverの スキル からSkillの詳細を開きます。

  • SKILL.md タブは本文を表示します
  • Files タブは、公開された版(固定されたcommit)にあるそのSkillのdirectoryだけを一覧します。Markdownは整形表示、scriptは構文色付きで表示し、画像などのbinaryは名前・種類・サイズだけを表示します。入れ子が極端に深いMarkdownはplain textで表示されます
  • このスキルを持つエージェント に、そのSkillを同梱した公開Agentが表示されます

自分のエージェントに追加 を選びます。対象は、自分が所有し、runtimeが接続され、Agent repositoryを持つAgentです。適格なAgentが1体なら直接そのAgentの会話を開き、複数なら選択します。サインインしていないか適格なAgentがなければ、代わりに GitHub で Skill を見る が表示されます。複数のAgentを選ぶダイアログには 代わりに GitHub で fork する もあります。

操作すると導入用の会話が開きます。変更案を確認し、カードから明示的に導入を承認します。Agentが自分のrepositoryへファイルを適応し、確認・commit・pushした後に、カタログ上の導入を記録します。repositoryのcommitを確認し、新しいSession でSkillを確かめてください。カードの表示や導入数はruntimeでの利用成功を示しません。receipt・優先順位・Skill LedgerはSkillsで説明します。

公開Pluginを既存Agentへ追加する

Discoverの プラグイン でREADMEと プラグインの中身(Skill・コマンド・エージェント・hook・MCPサーバー)を読み、自分のエージェントに追加 を選びます。対象と選び方はSkillと同じです。

操作すると追加用の会話が開きます。Agentは束を組み替えず、.agents/plugins/<name>/ に1つのdirectoryとして置く計画と、既存Skillとの名前の重なり、MCPサーバーが必要とする環境変数を示して停止します。内容を確認し、カードから明示的に追加を承認します。Agentが自分のrepositoryへ配置し、.aachat-plugin.lock.jsonに取得元repositoryと取り込んだcommitを書き、確認・commit・pushした後に、カタログ上の導入を記録します。repositoryのcommitを確認し、新しいSession でPluginのSkillとMCPサーバーを確かめてください。

  • Skill名が既存のSkillと重なった場合は既存のSkillが優先され、Plugin側は読み込まれません(Skills)
  • hookはファイルとして残りますが、Sessionでは実行しません
  • 取得元の更新は自動反映しません。入れたPluginはAgentのプロフィールの Plugins タブに並び、新しい版があればそこに表示されます。更新も削除も行の操作から会話で始めます

PluginのMCPサーバー

PluginのMCPサーバーは、Plugin内のmcp.jsonまたは.mcp.jsonから読み込まれ、Session開始時にRuntimeへ渡されます。

type(またはtransport)必要な設定
stdio(省略時)起動するcommandと引数
httphttp://またはhttps://で始まるurl。任意でheaders
ssehttp://またはhttps://で始まるurl。任意でheaders

headerの値には${VAR}の形でSession環境の変数を書けます。APIキーなどの秘密はrepositoryに書かず、Environmentに従ってAgentの環境として用意します。

次のサーバーは、そのサーバーだけが読み込まれずにSessionは続きます。記録はruntimeのログだけで、画面やagentへのメッセージは出ません。

  • websocketや未知のtype
  • 参照した環境変数が見つからない
  • urlやheadersが不正
  • 使うRuntimeがそのtransportに対応していない

PluginのMCPサーバーがSessionに現れない場合は、上の条件と、必要な環境変数がSession環境にあるかを確認します。

Project templateから始める

プロジェクトテンプレート は、担当Agentの揃ったProjectを始めるためのテンプレートです。プロジェクトを開始 では、Team、Project名、最初の依頼を入力します。テンプレートが指定するAgentは自分のGitHubアカウントのprivate repositoryへ準備され、Leadへ最初の依頼が送られます。条件、中断と再開、自分のテンプレートの作成と公開はTemplatesを参照してください。

WorkflowをProjectへ取り込む

Discoverの Workflows で手順・ファイル・必要な役割を確認し、Add to project を選びます。Team・Project・Workflowのslugを指定し、各役割に、そのProjectのcollaboratorまたはadminとして参加している非休眠のAgentを割り当てます。自分も稼働中のProjectのcollaboratorまたはadminである必要があります。offlineのAgentも選べます。slugは英小文字で始まる最大64文字の英小文字・数字・ハイフンです。取り込んだコピーはすぐに実行できます。同じslugがある場合は別のslugを指定してください。

公開管理から公開を準備する

公開管理の Publish something new から、Agent・Skill・Plugin・Project template・Workflow・ドキュメントテンプレートの公開を準備できます。種類と元にするものを選び、公開の準備を始める を押します。自分のPCでaachatを起動しておく必要があります。未接続なら、Desktopのガイドにaachatの起動を依頼するか、ターミナルでaachat upを実行します。その後 接続を確認する を押し、表示が 接続済み になったことを確かめてください。

Agent・Pluginの公開元には、GitHub repositoryを持つ通常のAgentが表示されます。組み込みのオーケストレーションAgentとrepository未準備のAgentは表示されません。Agentのエクスポート前に、CLIが実行PCのGitHub CLI(gh)とログインを確認します。ログインは公開先repositoryの所有者と一致する必要があります。現行CLIのエクスポート上限は4,000ファイル・テキスト合計32 MiB・1ファイル2 MiBです。エクスポートできる内容は、それより小さいレビュー上限に阻まれず確認・公開できます。レビューでは同一内容を重複計上せず、変更前後を合わせた固有テキストを最大64 MiBまで保存できます。種類固有の上限は引き続き適用されます。Workflowのbundleは128ファイル・4 MiB、Plugin登録は128ファイル・4 MiB、template manifestは2 MiB、文書のkinds.yamlは256 KiBです。旧CLI(5.9.x)のレビューには、従来の128ファイル・変更前後の合計2 MiBの上限が適用されます。エクスポートや報告の検証で失敗すると、画面に具体的な理由が表示されます。該当箇所を直して再試行するか、同じ画面の会話欄から指示を送ってください。

Skillが選択肢に出ないときは Skill一覧を更新 から元のAgentを選び、GitHubを認可して一覧を読み込みます。

公開準備用Agentが、自分のPCのRuntimeを使って元の文書やファイルを読み、公開用のコピーを整えます。画面には作業内容と経過時間が表示されます。準備が終わるとファイル一覧が表示され、そのまま残すもの、変更したもの、新しく作ったもの、公開しないものを確認できます。Plugin以外では変更のないファイルは折りたたまれ、ファイルを開くと本文を読み込みます。要約に必要な定義ファイルは自動で読み込みます。除外ファイルはパスと理由だけを表示し、本文はレビュー用にもアップロードせず、公開もしません。変更前の内容と理由は各ファイルから開きます。

PluginはSkill・Agent・Command・Hook・MCP・その他ファイルの構成一覧から選び、横に公開本文を表示します。変更前の内容と理由 と 除外するファイル で比較元・変更理由・除外を開けます。公開ファイル数と構成数は別に表示します。1つの設定ファイルに複数のHookやMCPを含む場合があるためです。Discoverでの表示 は同じ下書きの掲載・README・構成を表示し、再準備が完了すると更新します。このプレビュー操作では公開や導入は行いません。

直したい点は画面の会話欄に書いてください。Runtimeが実ファイルを編集し、更新した内容を再び表示します。下書きは保存されるので、同じURLを開き直して続けられます。元のAgentやProjectのファイルは変更しません。

最後に この内容で公開する を押すと、確認した版を公開します。AgentとSkillは公開元ごと、Pluginは公開するbundle(plugin.jsonの単位)ごとに同じGitHub repositoryを使い、2回目以降は確認したファイル一式を新しいcommitとして追加し、Discoverの同じ掲載を更新します。公開対象から外したファイルは最新の内容から削除されますが、過去に公開したcommitには残ります。確認後に公開repositoryが更新されていた場合は停止するので、最新の内容で準備・確認し直してください。

Agentは元のAgent名義で公開し、既存の公開repositoryがあればそれを使います。初回は元repository名に-publicを付けた公開repositoryを作ります。Skill単体の初回は<元repo名>-skill-<Skillのディレクトリ名>-publicです。以前の公開があれば、その公開先を引き継ぎます。Pluginの公開先は、bundleのplugin.jsonのnameから<元repo名>-plugin-<name>-publicに決まります。同じnameで公開し直すと同じ公開先を更新し、nameの違う束は別の公開先になるので、1つのAgentから複数のPluginを公開できます。元のprivate repositoryを変更したり、別の公開用Agentを作ったりすることはありません。Project templateは確認した文書・Workflow・Agent構成を保存して公開します。公開準備中の会話だけでは公開されません。公開に失敗した場合は同じ画面から再試行できます。

ドキュメントテンプレートは、自分がAdminまたはCollaboratorとして参加し、文書kindを定義しているProjectを公開元に選びます。準備ではそのProjectのkind定義をkinds.yamlとして書き出し、公開用に整えたこの1ファイルを確認して公開します。GitHub repositoryは作らず、確認した内容をDiscoverのドキュメントテンプレートに掲載します。同じProjectから公開し直すと、同じテンプレートを更新します。Project SettingsのKind Definitionにある Publish as Template は、保存済みの定義をその場で掲載する別の入口です(Templates)。

Workflowはこの公開管理画面からのみ公開します。確認したsnapshotをサーバーに保存し、GitHub repositoryは作りません。公開slugは準備中に変更できます。Projectの公開済みWorkflowを選び、各stepの実行担当Agentを役割に置き換えたファイルを確認します。初期copyのpathとproseは元のままです。準備Agentが作者固有の名前を除き、renameした参照を更新し、Agent実行コマンドをportableなstepや手順へ直してからreviewします。取り込み時はstepの実行担当だけを割り当て、review済みのpathとproseを保持します。実行履歴・Projectの文書・接続・認証情報は含みません。子Workflowを呼び出すステップには対応していません。

Pluginを公開する

公開管理の公開準備画面で プラグイン と元のAgentを選ぶと、SkillとMCP設定から公開用の束を準備します。不要なものは会話で外します。AgentのプロフィールのPluginsタブにある プラグインとして公開 は、従来のAgentとの会話から準備する入口です。どちらも元Agentのrepositoryはprivateのまま使えます。

公開用checkoutは元repositoryとは別の兄弟directoryに用意し、Agent Plugins v1.0.0の配置(rootのplugin.json、skills/<name>/SKILL.md、必要ならmcp.json、README.md、LICENSE)で作ります。新規の公開用repositoryは空directoryからgit initして作成し、元Agentの.gitやclone履歴を持ち込みません。MCPサーバーが必要とする環境変数は名前だけを書き、値を書きません。

公開先、ファイル、掲載名と説明を確認してから公開します。Agentプロフィールからの会話では、日英の見出しと説明を確認カードで確認します。

CLIでは、確認済みの公開用checkoutにcommitした状態で次を実行します。宛先は<自分のGitHub-login>/<directory-name>です。

bash
cd ~/public-plugins/receipt-tools
aachat plugin publish . --agent researcher
# Review the prepared private repository on GitHub before publishing.
aachat plugin publish . --agent researcher --go-public \
  --headline-ja "領収書の取り込みを丸ごと。" --headline-en "Receipt import in one bundle." \
  --description-ja "スキルとMCPサーバーをまとめて配ります。" --description-en "Ships the skill and the MCP server together."

最初の操作で、存在しないか空のprivate宛先へ準備した内容をpushします。後の明示的な--go-publicで準備済みrepositoryをpublicにし、Discoverへ登録します。既にpublicな宛先でも登録には--go-publicが必要です。公開済みPluginの再同期と掲載停止は、公開管理の一覧で対象Pluginを開いて操作します。再同期はrepositoryを読み直すだけで、公開時の見出しと説明は上書きしません。

Agentを公開せずSkillだけ公開する

公開管理の公開準備画面で スキル を選び、自分のAgentが所有するSkillを選びます。Team共有・Platform標準・Pluginに含まれるSkillは対象外です。選んだSkillと必要ファイルだけを、別の公開用repositoryへ準備します。AgentのプロフィールのSkillsタブにある Publish は、従来のAgentとの会話から準備する入口です。元Agentのrepositoryはprivateのまま使えます。

新規の公開用repositoryは空directoryからgit initして作成し、元Agentの.gitやclone履歴を持ち込みません。不要なファイルを後のcommitで削除しても、削除前の内容は履歴に残ります。既存の公開用repositoryを再利用するときも全履歴・branches・tagsを確認し、privateな履歴が混ざっていれば別の空repositoryで作り直します。

公開先、ファイル、掲載名と説明を確認してから公開します。Skill専用の公開なので、Agentの公開プロフィールや.aachat/public.yamlは不要です。公開するSkillのmetadataとディレクトリ構造はSkillsを参照してください。元AgentをDiscoverへ掲載することも、そのrepositoryをpublicにすることも必要ありません。

CLIでは、確認済みのSkill公開用repositoryにcommitした状態で次を実行します。宛先は<自分のGitHub-login>/<directory-name>です。

bash
cd ~/public-skills/source-review
aachat skill publish .agents/skills/source-review --agent researcher
# Review the prepared private repository on GitHub before publishing.
aachat skill publish .agents/skills/source-review --agent researcher --go-public

最初の操作で、存在しないか空のprivate宛先へ準備した内容をpushします。後の明示的な--go-publicで準備済みrepositoryをpublicにし、指定したSkillだけをDiscoverへ登録します。Skill単体では、既にpublicな宛先でも登録に--go-publicが必要です。flagなしの準備では再掲載しません。既存repositoryへの後からの編集を自動pushする操作ではないため、修正したら先にcommit・pushしてください。公開先のdefault branchが検査したlocal HEADと一致しなければ停止します。GitHubのvisibility変更後に登録が失敗した場合、repositoryは既にpublicの場合があります。公開先を確認し、指摘された問題を直して登録を再試行します。

Agentの公開を準備する

公開するのは 別に準備して確認した公開用ツリー です。公開管理の公開準備画面で エージェント と元のAgentを選び、identity.md、Skill、その他のファイルと公開プロフィールを確認します。公開にはownerの明示的な承認が必要です。Agentのプロフィールの 公開する は、従来のAgentとの会話から準備する入口です。

公開プロフィールは確認画面で人間が承認したlistingから登録します。公開名は1〜200文字で日英共通(title_jaとtitle_enは同じ)、説明は日英別です。tagsは任意で、^[a-z0-9][a-z0-9-]{0,31}$に一致する重複なしのキーをaachat tag listの語彙から3件まで指定できます。最初の公開名には、元の.aachat/public.yamlにnameがあればそれを、なければAgentの表示名(未設定ならbase name)を提案します。人間が別の名前を指定できます。.aachat/public.yamlの作成や編集は不要で、既存ファイルがあっても通常の公開対象ファイルとして扱います。派生関係はサーバーが記録したclone元から設定します。

identity.md、README.md、Skillsなど、利用に必要な元のファイルを確認します。同梱Skillにfrontmatterや日英の掲載metadataがなくてもAgentを公開できます。不完全・不正なSkill metadataはSkillカタログへの掲載対象から外れます。Skill単体の公開には引き続きSkillsのmetadataが必要です。symlinkとsubmoduleは理由付きで自動除外され、公開用ツリーにリンクを含めません。

公開先へのpush後に登録が失敗しても、そのAgentの承認済みpushとして記録された宛先で再準備できます。未登録の宛先は記録されたcommitと現在のHEADが一致するときだけ再利用します。

公開される全ファイルとGit履歴を確認し、privateなmemory、顧客情報、認証情報、内部path、再配布できない情報を除きます。CLIのcredential scanは補助であり、プライバシー確認の代わりにはなりません。Skillを単体掲載しない設定にしても、public repository内のファイルは隠れません。

CLIから公開する

人間ownerがaachatとGitHubの認証を使って行う操作です。researcherは自分のAgentのbase nameへ置き換えます。準備済みの公開repository で実行してください。ディレクトリ名から公開先<自分のGitHub-login>/<directory-name>が決まります。privateな作業用Agent repoで誤って実行しないでください。

bash
cd ~/public-agents/research-companion
git status --short
# Review and commit the prepared public files before continuing.
aachat publish researcher

commitが存在し、未commitの変更がないことが必要です。宛先が存在しないか空のprivate repositoryなら、最初の実行では privateのまま 作成・準備してpushします。この初回は--go-publicを付けても同じです。生成されたGitHub repositoryと内容を確認します。宛先が既存のprivate repositoryなら、flagなしではprivateを維持し、後からの編集もpushしません。追加の修正は公開前に準備先へcommit・pushしてください。

そのrepositoryを公開すると決めたときだけ、次を実行します。

bash
aachat publish researcher --go-public --name "Research Companion" --description "Reviews public sources." --tag research

--name、--description、繰り返し指定できる--tagで確認済みのプロフィールを渡せます。初回登録で省略した場合は、有効な既存public.yaml、なければAgent表示名と説明を使います。同じAgent・repositoryをプロフィール指定なしで再登録すると、承認した公開名・説明・tagsを保持します。再登録と同期はcommit・stars・同梱Skillを更新します。

既存のprivate宛先ではGitHubのvisibilityを変更し、Discoverへ登録します。既にpublicならflagなしでも登録します。登録で読むのは公開repositoryのdefault branchのcommitで、ローカル編集を自動pushする操作ではありません。表示されたrepository URLとcommitを確認し、DiscoverでAgentと掲載Skillを開きます。

visibility変更後に登録が失敗した場合は、まずGitHubを確認してください。repositoryは既にpublicかもしれません。metadataやownershipのエラーを直して登録し直します。登録エラーで公開が取り消されたとは判断しません。登録できるのは、自分のGitHubアカウントが所有するrepositoryを扱う人間ownerだけです。

公開・同期が成功すると、未取得のGitHubプロフィールをバックグラウンドで取得します。取得が遅れたり失敗したりしても公開・同期は完了します。必要なら個人設定の Fetch GitHub Profile から再取得できます。プロフィールのチーム向け表示設定は変更せず、初回取得では非表示です。

更新・同期・掲載停止

公開管理では、Agent・Skill・Plugin・Project template・Workflow・ドキュメントテンプレートを一つの一覧で確認できます。名前で検索するか種類で絞り込み、対象の行から個別管理を開きます。掲載状態とテンプレートの下書き状態も一覧に表示します。準備中の公開の行からは、同じ公開準備画面に戻って続けられます。Workflowとドキュメントテンプレートの行からは公開ページを開けます。掲載停止 でDiscoverから取り下げても、導入済みのコピーは引き続き使えます。

Skillの個別管理ではSKILL.mdと同梱ファイル、PluginではREADMEと構成ファイルを閲覧できます。掲載停止したAgent・Skill・Plugin・Workflow・文書テンプレートは「掲載停止中」として一覧に残ります。Skill・Pluginの本文は取得できないためGitHubで確認します。

公開Agentでは次の操作を使います。

  • 表示情報を編集: 公開名・説明・tag・Skill metadataなどの表示情報の更新を、元Agentとの会話で準備します
  • 公開版を更新: 元Agentで進んだ変更を公開版へ反映する候補を、元Agentとの会話で準備します。どちらも候補と対象ファイルを示して止まり、人間が確認してから公開repositoryを編集・push・同期します
  • 同期: 公開repositoryで変更をcommit・pushした後、公開commitをカタログへ読み込みます。同期後の内容と版を確認してください

privateな元Agentと公開コピーは別です。同期操作がprivateの変更を公開repoへコピーしたり、公開側の改善を元Agentへ取り込んだりすることはありません。

単体Skillは個別に同期・掲載停止でき、CLIでは次を使います。

bash
aachat skill sync <skill-catalog-id>
aachat skill unpublish <skill-catalog-id>

Discover 掲載を停止 は対象をDiscoverの一覧・詳細・新規導入から外します。投票・コメント・導入数は残り、同じ公開元を公開し直すと同じ掲載が再び表示されます。Agentの場合は同梱Skillも外れます。そのAgentから別途単体公開したSkillには影響しません。Skill単体の場合は、そのSkillだけが対象です。従来のCLI・文書種別フォームで公開した文書テンプレートは、元の所有者が同じslugで明示的に再公開すると、元のIDと評価を保って掲載に戻ります。内容の更新だけでは再掲載しません。GitHub repositoryの削除・private化・他人のclone済みコピーの削除は行いません。GitHub側のvisibilityも変えたい場合は別に操作します。掲載停止で露出したsecretを回収できるわけではないため、漏えいしたcredentialはprovider側で失効させます。

管理操作は公開物のownerに限られます。自分の公開物の管理と、サイト全体のカタログ管理を混同しないでください。

公開repositoryに届いたPRを取り込む

公開Agentの公開指標にある Open PR を選ぶと、公開repositoryで開いているPull Requestが 改善提案 として並びます。取り込みたいものを選び、次のどちらかを選びます。

  • 元Agentを改善: 選んだ変更を自分のprivateな元Agentへ取り込む候補を整理します。そのままコピーせず、元Agentの構成に合わせた変更案を示して止まります
  • 公開版に取り込む: 公開版だけを変更する候補を整理します。元Agentは変更しません

どちらも会話でAgentが候補を示して止まり、人間の明示的な確認後にだけ変更します。

公開Agent・Skillに改善を提案する(Pull Request)

他の人が公開したAgentやSkillの詳細にある 改善を提案 は、その公開repositoryへの変更案を自分のAgentに作らせる操作です。

  1. 改善を提案 を選び、runtimeが接続された自分のAgentを選びます。適格なAgentが1体なら、その会話が直接開きます。サインインしていないか適格なAgentがなければ、GitHubでforkする経路が表示されます
  2. Agentが公開repositoryを外部入力として読み、forkまたは作業branchで行う変更候補と対象ファイルを示して止まります
  3. 内容を確認し、カードの PRを作成 を選んだときだけ、AgentがPull Requestを作ります

cloneしたAgentから取得元へ改善を返す(Issue)

cloneしたAgentのプロフィールで クローン元に改善提案 を選ぶと、DMで提案の準備が始まります。Agentはclone元と、clone後に自分で直したidentity・instructions・Skillの差分を整理し、提案をDraftとして保存します。保存しただけでは送信されません。

  1. 人間ownerが全文、含まれる根拠、宛先repositoryを確認します
  2. クローン元に送る を選び、GitHubの認可を完了します。public_repoまたはrepoの権限が必要です
  3. 取得元repositoryに GitHub Issue が作られます。PRの作成や、どちらかのAgentへのコード適用は行いません

送信後はAgentの会話のカードで状態とIssue URLを確認します。確認後にDraftが変わったら最新の内容を再確認します。GitHubの応答が不明で送信が完了しないままなら、再送信前に取得元repositoryを確認してください。Issueが作られていないとは限りません。

公開したAgentのownerには、プロフィールの Improvement proposals タブにcloneした利用者からの提案が並びます。Review with Agent を選ぶと、Agentが該当Issueを読み、現在のidentity・instructions・Skillと比べて「既に入っている / 衝突する / 新しく取り込める」を根拠付きで説明します。Issueへの返信やcloseは、ownerが指示したときだけ行います。

関連ページ

  • Agents: ハンドルと表示名、Agents画面、repoの提出、Runtimeの既定値
  • Skills: 優先順位、導入receipt、公開metadata、利用観測
  • Templates: Project templateの開始と作成・公開、文書kind
  • Environment: 宣言とローカルsecretの承認

カテゴリーは全種類で共通です。aachat tag list(JSON は aachat tag list --json)で語彙を確認し、仕事に合うキーを1〜3個選んでください。ぴったりの語彙がなければ近いものを選び、追加候補を運営へ提案してください。自由なキーや退役したキーは公開時に受け付けません。