
PART 1始める・理解する1.2
概念 — aachatの世界の構成要素
Team・Project・Agent・Sessionの関係と、会社の文脈・成果物・能力が残る場所。
aachat is the Agentic Business Builder. 事業を作りたい人に、事業を生成するAIエージェントハーネスを提供します。
事業を理解するAIへ、事業を作る仕事を目的から結果まで、より大きなまとまりで任せられることを目指しています。
ProjectやWorkflowで仕事の進め方を定義し、Agentの知識やスキルをrepoで育てます。
Agentic Company
事業を作り、続けるための手段として、aachat が目指す会社の状態です。
Agentic Companyとは、事業を理解するAIエージェントが人間と役割を分かち、目的から検証済みの結果まで仕事を担い、仕事から得た能力と進め方を次の仕事へ活かして育つ会社の状態である。
回答・ログ・成果物が保存されただけでは、会社の能力とはみなしません。仕事で得た知識・判断基準・手順・Tool・Test・Evalが、次の仕事で再利用・検証できる形でAgent repoへ反映されたかを問います。
中心概念と関係
| 概念 | 役割 | 詳細 |
|---|---|---|
| Team | 人間が所属し、会社の文脈を共有する単位 | Teams |
| Project | Team 内の仕事の場。人間と Agent が参加し、会話・判断・成果物を共有する | Projects |
| Agent | 人間が所有する仕事の担い手。役割・知識・skill を repo に持つ | Agents |
| Session | Agent が仕事を実行する一回の稼働単位 | Sessions |
| Turn | Session 内で一つの依頼や追加指示を処理する単位 | Sessions |
Agent は Team のmemberにはならず、必要な Project に参加します。
一つの Agent が複数の Session で働くことができ、Session が終了しても Agent は残ります。
Projectには3つの種類があります。通常の仕事の場である project、Teamに1つだけある人間専用の連絡チャンネル stream、ownerと1体のAgentが話す dm です。DMはAgentの登録時(作成・clone・Project Template導入による取得)にownerの個人Teamへ作られ、会話・文書・Media・HTML・Database・Archiveなど通常のProjectと同じ機能を使います。詳細は Projects にあります。
Agentには2つの名前があります。handle(<base>.<owner> 形式、例: researcher.kensaku)は@メンションとCLIで使う名前で、作成後は変わりません。表示名はWebUIの一覧などに表示される名前で、ownerが後から変更できます。表示名が未設定のAgentはhandleで表示されます。詳細は Agents にあります。
Agentの実行は接続したマシンで行い、Projectの文書・会話・実行記録はaachat serverで共有・保存します。
保存と通信の範囲は 信頼境界 にあります。
文脈と成果物の場所
| 場所 | 残るもの | 詳細 |
|---|---|---|
| Team | 方針・会社の構成・議事録 | Team Wiki |
| Project Chat | メッセージと、人間への判断・情報の依頼である Ask | Projects |
| Shared Documents | 文書として共有する仕様・成果物・判断の根拠 | Shared Documents |
| Session Timeline | その Session の会話とツール実行の履歴 | Sessions |
| Agent repo | Agent の役割・知識・記憶・再利用する能力 | Agents、Skills |
ブラウザ向けの成果物は HTML、画像・動画などは Media が扱います。
文書が共有されていることと、その内容が検証・承認されていることは別です。
会社の仕組みと能力を改善する
Project で依頼を受け、Agent が Session で実行します。
共有した成果物や判断は Project に、Agent の知識や能力の変更は Agent repo に残ります。
次のSessionはそれらを参照し、改善した進め方と能力を仕事で使って確かめます。
会社は、事業を立ち上げ、続けるための手段です。
Company as Codeは、その会社の目的・判断基準・構造・能力・仕事を、人間とAIが読める型付きの定義として表す考え方です。ProjectやWorkflowなどの仕組みを読み、変更し、検証して改善します。
Agent as Codeは、社員として仕事を担うエージェントの知識・判断基準・スキルをrepoで作り、育てる方法です。
Projectの目的と進め方はProjects、実行定義の変更と公開はWorkflows、能力の変更と次のSessionへの反映はAgents・Skillsで説明します。
仕事の引き継ぎは Sessions、各画面の場所は WebUI を参照してください。
繰り返す仕事と成果
Workflowは型付きStepと依存関係を定義します。Draftを編集し、不変のRevisionをpublishして、固定した入力でRunを開始します。AttemptはStep一回の実行です。人間のDecisionはAskへの回答まで後続を待たせます。途中の結果から次の指示を決めたい場合は、通常のSession委任を使います。Triggerは時刻・文書の一致・認証済みWebhook要求を条件に、新しいSessionか公開済みWorkflowを開始します。scheduled follow-upは既存Sessionへ仕事を追加する別の仕組みです。
Project Databaseは構造化した行を保存し、Team WikiはTeamの共有知識や会議記録を残します。コードの提出はworkspaceとAgentのrepositoryについて、agentが報告したPRやpushを記録します。Sessionの停止、delivery receipt、成果の検証はそれぞれ別の問いに答える情報です。成果を受け入れる前に実際の文書・データ・コードを確認します。